「マルちゃん杯全日本少年柔道大会」(団体戦)が9月22日に東京武道館で行われ、金目中学校柔道部女子が3位になり、8年ぶりに同大会のメダルを獲得した。
金目中は6月の関東大会で埼玉県田島中学校に惜敗し、2位。16校で日本一を争った全国大会では、先鋒・橋本瑠音さん(3)、中堅・酒井類さん(3)、大将・佐藤蓮さん(2)が1、2回戦をともに2─0で勝ち上がった。
準決勝の相手は奇しくも田島中。酒井さんは引き分けに持ち込んだが、橋本さん、佐藤さんが黒星を喫し「自分に対しての甘さが出た」と悔やみながらも、「3位になれたことはうれしい」とほほ笑んだ。なお、この大会で2勝1分けの酒井さんが優秀選手賞に選ばれた。
夏の総体では、団体戦の主力から外れた橋本さん。県大会の内容が芳しくなく真田州二郎顧問から「夏は外す。でも全マル(今大会)は使う」と告げられた。総体に出る気でいた橋本さんは動揺。しかし、1カ月間自分と向き合いメンタルを作り直し、「大事な所で一本獲ってきた」と真田顧問に言わしめるほどに成長。橋本さんは「中学最後の全国でメダルを獲れて良かった」と振り返った。
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