工業系を中心に市内外の企業や大学が一堂に会する催し「湘南ひらつかテクノフェア2019」(主催/市商工会議所)が17日〜19日、ひらつかサン・ライフアリーナで開かれ、3日間で7千人を超える人が来場した。
地元企業の魅力を市民に知ってもらうとともに、販路拡大や新たな事業展開を見据える企業間の交流などを目的に毎年開催され、今年で15回目。台風19号の影響が懸念されたが、期間中は家族連れを中心に多くの来場者でにぎわいをみせた。
会場では出展企業が所せましとブースを並べ、自社の商品やサービス・技術力をPR。来場者に製造工程を体験してもらうなど、趣向を凝らした企業紹介がそれぞれのブースで見られた。
最終日には「少年少女ロボットセミナー競技会」が開かれ、小中学生30人が参加した=写真。この日は子供たちが事前に組み立て装飾を施したロボットを持ち寄り、その中から最も優れたデザインのロボットを選ぶ投票や、最強ロボットを決めるトーナメント戦などが行われ、盛り上がりをみせた。
初めて参加した朝日悠太君(崇善小5年)は、大好きという大相撲をモチーフにした自作ロボット「どすこい横綱くん」を会場に持参した。「ロボットを作るのが好きだから参加しました。貴重な経験ができてとても楽しかったです」と笑顔の朝日君。「将来は物づくりに関わる仕事に就きたいです」と話していた。
イベントを主催した平塚商工会議所の担当者は「台風の影響も心配でしたが多くの方にご来場いただけた。来年も地元企業の魅力を多くの皆さんに知ってもらえれば」と話していた。
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