地域で子供たちの学習支援に取り組む市民団体「須賀の寺子屋」(大野文会長)に14日、落合克宏市長が視察に訪れた。子育て施策を重視している市長は「地域力の向上を支えてもらっている」と感謝した。
同寺子屋は、学習塾や家庭での学習が困難な小中学生に学習機会を提供するため、太洋中学校で月2回開講する。小中学生約30人が利用し、ボランティアの社会人や大学生が学校の宿題や基礎学習などを見ている。
大学生の指導を受けた小学4年生の男児は「一緒に漢字ドリルをした。おしゃべりも楽しい」と笑顔。指導員として参加する元太洋中校長の栗木雄剛さんは「子供達の学習習慣をつくる機会にも役立つはず」と話す。
市内の学習支援活動は、同様の寺子屋をはじめ町内福祉村が取り組む事例がある。実施団体は「ひらつか子ども学習ネットワーク」を立ち上げるなど連携も盛んだ。
落合市長は「各地域で特色あるグループが学習支援に取り組み、連携もされている。なにか公の仕組みとして応援できれば」と話していた。
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