平塚版 掲載号:2019年12月5日号 エリアトップへ

移動スーパーとくし丸3号車を運転する 高見 英世さん 長持在住 51歳

掲載号:2019年12月5日号

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「待っててくれる人がいる」

 ○…午前6時半から生鮮食品や惣菜、日用雑貨を積み、10時に出発。昼食休憩も惜しみ、長持や寺田縄、金目、岡崎など1日に約30軒を回る。「待っててくれる人がいる」とにっこり。「まだ行けていないお宅が沢山」と歯がゆさを感じながら「一人でも多く、とくし丸が必要な人のところへ行き、店に行けなくても買い物の楽しみを感じてもらい、買い物難民を無くしたい」と11月からハンドルを握る。

 ○…川崎に生まれ、10歳で平塚に来た。高校卒業後、元来の料理好きと、親戚が作る綺麗で美味しそうな製菓に憧れ、調理師を志して飲食店に勤務。それから2年、20歳の時に父が他界し、若くても稼げる仕事を探して運送会社の門を叩いた。西は岡山、東は山形まで食料、機械、化学製品など大型トラックを転がし物流を支えた。気楽な一人旅でも多少の孤独はあり、和らげてくれたのは地方のラジオと食事。味噌カツや喜多方ラーメンに舌鼓を打ち、長距離移動も楽しめた。

 ○…ある日、買い物に行ったしまむらストアーで「とくし丸」の担い手の募集を知った。「今の運送会社にいれば安定はある。とくし丸で独立してやっていけるのか」という不安もあったが、1、2号車の実績から「ニーズはある」と確信した。「これから先の社会には、なければならない仕事だ」という使命感が背中を押した。

 ○…30年間のトラックドライバー人生は、軽に乗り換えて次のステージが始まったばかり。乗り心地は大型車に劣るが「運転が好きなんです」。40代までは、トヨタのセリカの限定車に乗り、モデルチェンジするたびに3台を乗り換えたというクルマ好き。「体が動く限りは続けたい。あと20年は」と今日もとくし丸を走らせる。
 

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