万田の吉川農園で、冬の贈答品として人気があるシクラメンの出荷がピークを迎えている。約500坪のガラス温室内に赤やピンク、白など色とりどりのシクラメンが並び、花がらの摘み取りや箱詰め出荷作業に追われている=写真・12月3日撮影。
市内では8軒の生産農家があり、同園ではシュトラウスやシューベルト、ロマネなど40品種を栽培。厚木や小田原、川崎などの生花市場に約5000鉢を出荷見込みで、今月末までピークが続くという。
同園の吉川雅幸さん(35)は、「開花は少し遅れたが、秋口の悪天候にも負けず例年以上に咲いてくれた」と出来栄えに胸を張る。高温を嫌う植物とあって温度管理に注意を払い、朝5時から、冷たい外気に当てるなどして品質向上に努めている。吉川さんは「上手に育てれば、5月の連休まで花を咲かせて楽しませてくれますよ」と話していた。
同園では直売、地方発送に応じているほか、JA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」(寺田縄)でも購入できる。
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