ひらつか市民活動センターで11日、「若者まちづくりミーティング〜若者から地域へ伝えたいこと〜」が開催され、学生ら3組のグループがまちづくりについて発表した。高齢化する市民活動の「底辺拡大」のため、同センターが主催した。
神奈川大学経営学部3年生の袴田咲織さんと加藤美紀さんは、商人グループ「あきんど塾」の加盟店を取材し、若者目線から経営改善レポートを作成した経験を発表。袴田さんは「多種多様な職人さんがいて、チェーン店だけじゃないまちの魅力がある」と気付いたという。商店主と関わったことで地域活動への参画意識も生まれたと言い、コミュニティの壁を除き、まちづくりへ参加を呼び掛ける「仲介人」が必要だと提言した。
平塚学園高校3年生は、「SDGs」(持続可能な開発目標)の校内周知のため、文化祭でオリジナルカルタを作成した取り組みを紹介。社会人3年目の神谷精さんは、学生時代のボランティアを就職後も続ける思いや大変さを語った。
同センターの坂田美保子さんは「若い人が地域で活動する土壌づくりとして開催した。若い人の声を聴くことは大切で、とても勉強になった」と話していた。
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