クリスマスを彩る観葉植物の「ポインセチア」が出荷のピークを迎えている。
西八幡のユナイテッドフラワーファームでは赤や白、ピンクなど5品種1500株を栽培。生産者の平野安浩さん(59)が、葉の形を整えたり、フィルムに包む作業に大忙し。作業は23日まで続くといい、平野さんはクリスマスリースやフラワーアレンジメント用の切り花5000本の出荷を見込んでいる。
ポインセチアは、メキシコ原産で花のように見える「苞葉(ほうよう)」と呼ばれる葉が特徴だ。色鮮やかな赤と緑のコントラストがクリスマスを連想させるとして人気がある。平野さんは7月上旬に苗を植え、暑さに弱い特性上、夏場は遮光カーテンや風通しを良くするなどして、丹精込めて育ててきた。収穫量は想定の7割程度に落ち込んだが、「色づきは例年以上に良く、品質は上がった」と話す。
クリスマスシーズンを目前に控え、赤色のバレンチノや白色のアラスカの需要が市場で高まってきたといい、平野さんは「ミニブーケやリースなど、思い思いにアレンジして、クリスマスツリーと一緒に飾って楽しんでほしい」と話していた。
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