昨年9月に後楽園ホールで行われたボクシングの第2回ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会で、U-15(32・5kg級)で優勝した松村一喜選手(14)と、U-12(32・5kg級)で優勝した吉井康介選手(11)が16日、落合克宏市長を表敬訪問した。
両者は予選から含め4〜5試合を勝ち抜き、東日本代表として全国大会に出場した。ストレートを得意とする松村選手は、カウンターも駆使しながら全国に勝ち上がり、1度はダウンを奪ったもののあと一本が決めきれず判定勝ち。「判定勝ちは悔しいけど、優勝には驚いた。練習の成果が出た」と話した。一方、右フックを得意とする吉井選手も判定勝ち。空手の経験を活かしボクシング歴2年で手にした栄光だ。「優勝が目標だったから達成できた。でもKO勝ちしたかった」と話した。
年齢に差があるが、背丈も体重もほとんど同じ二人は、所属するTEAM10COUNT BOXING GYMでスパーリングをする。歳の差や経験値の違いからか「フェイントとか頭を使った戦い方をしてくる。パンチも重い」と吉井選手は先輩を慕い、松村選手は「憧れの選手は(吉井)康介。まだ2年なのにここ数カ月だけでも成長がすごく早い。スパーの時でも年齢差を全く感じないほど強い」と後輩を認める。
今後も二人で切磋琢磨し、目標は「インターハイで優勝することです」と声をそろえた。
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