今夏開催の東京オリンピック・パラリンピック開催を前に、リトアニア選手団の事前キャンプ地となる市内では、選手受け入れに向けた準備が着々と進められている。
ひらつかリトアニア交流推進実行委員会・サポート部会=宝蔵寺賢部会長(43)=はこのほど、選手団との交流に用いるボランティアスタッフ用のユニホームなど200セットを製作した。
ユニホームはポロシャツ仕様で、同国の国旗に含まれる緑色を基調にしている。左胸部には、リトアニアオリ・パラ委員会のロゴマーク、背面には「HIRATSUKA」の文字のほか、リトアニア語で「リトアニア」を表す「LIETUVA」の文字と国旗がそれぞれ印刷・刺しゅうされている。
右袖にはスポーツや文化の分野で、同国との交流推進を目的に市が作成した「平塚JAPAN」のロゴマークを添え、一緒に製作した帽子とネックストラップにも、同様に文字やイラストが刻まれている。
デザインは、同実行委のメンバーが意見を出し合って決めた。製作費には「ボランティア活動に役立ててほしい」と市民から寄せられた善意100万円を充てた。
今後は市内を中心に行う事前キャンプや交流事業に活用する計画だ。宝蔵寺部会長は「ウイルスの影響で(多くの催しが)自粛の中、準備をどれだけできるか」と不安を見せる一方、「選手団が平塚で最高のおもてなしと感じてもらえる運営を目指したい」と展望を述べた。
公園のベンチも
市総合公園内に20日、背の部分がリトアニア国旗色に塗られたベンチ計13基がお目見えした。まちづくり財団が作業にかかわり、「平塚のはらっぱ」など6カ所に設置されている。
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