平塚市商店街連合会(商連)=常盤卓嗣会長=は、新型コロナウイルスの緊急対策として、市内商店街事業主を対象に次亜塩素酸水の無償配布を始めた。
次亜塩素酸水は、ウイルス不活性化の効果が高いとされており、ウイルス感染の予防策として地域住民に配布を開始した市町村もある。
市商連に加盟する29商店街・約1000店と、そのほかの15商店会・約300店とあわせ約1300店に配布する。
商連傘下の平塚市中心街イベント実行委員会=田中大輔委員長=が企画し、4月頭に次亜塩素酸水の生成器を商連事務局に導入。1時間に約200リットル作れるといい、4月15日現在で約7トンを生成。各商店会長を介して、加盟店に配布している。安全のため品質管理のテストも行う。
「様々なイベントが中止となる中で、何かできないかと思い始めた」と田中さん。常盤会長は「心配事を少しでも減らすことができたら。商店街で安心して買い物してもらいたい」と話す。
商店会への配布が落ち着き次第、学童保育などウイルス拡散予防に効果的な施設にも配布を行うことも検討している。
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