七夕まつりや花火大会など新型コロナウイルスの影響で中止となったイベントの予算について、平塚市は予算を組み替えてコロナ対策に充てる考えを示した。6月15日の市議会総括質問で、金子修一議員(しらさぎ・無所属)の質問に答えた。
新型コロナウイルス感染防止に伴い、平塚市では様々なイベントの中止が発表されている。市執行部によると、中止が決定している主なイベントは、湘南ひらつか七夕まつり、花火大会、緑化まつり。平塚市が負担するこの3つの事業の予算は9209万4000円にのぼる(表参照)。
その他のイベントについては国や県の方針に沿って中止、延期、縮小などを判断。執行できない予算については新型コロナ感染症対策に充てるとの方向性を示した。
現段階ではその他のイベントを含め、中止となった事業予算の総額を示すことは困難とした。8月中旬までに残りの事業の方向性をまとめ、9月補正予算や専決処分で予算の組み換えを行うとしている。
「エア七夕」後押し
また、七夕まつりなど中止になった事業について、「しっかり継続すべき」という意見があり、市執行部は「エア七夕など商店街有志などの活動をしっかり後押ししたい」と答弁した。
オリパラ関連も調整
東京オリンピック・パラリンピックの開催延期に伴い、「オリンピック・パラリンピック推進課」の予算の扱いについても質問があった。
2020年度予算として7091万2千円、職員9人分の人件費として7961万7814円が計上されている。
市執行部は、オリンピック・パラリンピックに対する国の動向を注視しつつ、予算の組み換えの可能性に言及した。
また、職員については5人を併任として他の課の仕事に従事。4人が福祉総務課で特別給付金、1人が保育課の仕事についているとした。
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