国際ソロプチミスト平塚の新会長に7月1日付で就任した 小野 みつ子さん 諏訪町在住 71歳
○…女性と女児のための支援団体である国際ソロプチミスト平塚の新会長に7月、就任した。女子中高生にキャリアサポートの講義をしたりチャリティーコンサートを開催したりと活動は多岐にわたる。
○…小田原市出身。幼少期は「高身長がコンプレックスで目立つのが嫌な子ども」だったという。大正生まれの両親に門限など厳しく育てられた。「女は学校に行かなくていい」という両親の考えだったが「そんなのつまらない」と一蹴。神奈川大学短期大学部(当時)で商業について学んだ後、「クリエイティブな仕事がしたい」と小田原にあったデパートの秘書課に勤めた。
○…小田原で知り合った夫と27歳で結婚し、平塚へ移住。3人の子宝に恵まれた。核家族に育った自身の経験を踏まえ、子どもには祖父母や親せきなど常に多くの人と触れ合うことで「家庭で社会性を身に付けてほしい」と夫の両親と同居した。今は三男家族と住む。65歳で病気を患い体調を崩し、入退院を繰り返すなど苦しい日々が続いた。それでも家族のサポートで乗りきり、今日も義母から引き継いだ「フラワーショップ小野」の店先に立つ。現在は三男の嫁も店を手伝い、小学生の孫娘は「将来私がやる」と3世代で店を切り盛りする。「家族の協力があってこそ乗り切れる」。会長と店の業務で今後忙しい日々が続くが、店や家事は家族で分担するという。
○…52歳の時に身内の不幸を経験。張り合いがなくなり「新天地を求め」、同団体に入会。周りから「真面目」と言われ、自分でも「責任感が強い」と振り返る。会長の指名を受け、戸惑いもあったが「悩んだらGO」と引き受けた。「仲良く楽しい会にしたい」と意気込む。
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