元麻布ギャラリー平塚(明石町)は、6月〜8月の販売収益を全額、平塚市民病院に寄付する。市内画家のチャリティー展も催され、アートで社会貢献の輪が広がっている。
龍城ケ丘在住の田中信男さん(78)は、「今日は昨日より新しい」をモットーに、油彩や水彩、ガラス絵、コラージュなど45点を出品。20日まで行われた展示の売り上げ全額約20万円を寄付する。
田中さんは定年退職を機に毎年妻と訪れた欧州の景色を、色彩のみを抜き取るようにして水彩画で表現。エーゲ海や裏町の景色をモチーフにした油絵では、絵画でありながら彫刻のような作風に仕上げていた。
きょうから29日まで木下さんスケッチ展
万田在住の木下一士さん(76)は、23日(木)〜29日(水)、「MyWay木下一士水彩スケッチ画展」を同ギャラリーで開催する。イギリス・コッツウォルドなどの湖水地方の風景を描いた30点を並べる。
高砂香料株式会社で工場設計士として、アメリカやメキシコ、ブラジルなどの郊外を渡り歩いた木下さん。「歴史を感じる趣あるものに惹かれる」と、旅先でも構わず筆をとり、倉庫に眠る作品は700枚に上る。
木下さんは、「気軽に旅行もしにくい今、旅の様子を切り取ったスケッチ画で明るい気分になってもらえればうれしい」と話していた。
問い合わせは同画廊【電話】0463・22・7625へ。
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