平塚版 掲載号:2020年9月24日号 エリアトップへ

9月27日に開かれる「市民演劇フェスティバル」の実行委員長を務める 田中 裕介さん 西八幡在住 39歳

掲載号:2020年9月24日号

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舞台から平塚に元気を

 ○…「演劇の魅力を堪能してほしい」。平塚ゆかりの演者や関係者らの願いを紡ぐように、19回目を迎える晴れ舞台の舵取り役を務める。実行委員長は今年で3年連続。劇団を率いる舞台俳優でもあるが、コロナ禍の今年は裏方に徹しイベントを支える。全国の劇場で感染が報じられることもあり、予断を許さない。「絶対に安全なイベント運営を」。頭の中で何度も何度も唱えている。

 ○…開催の決定は、緊急事態宣言が解除された直後だった。もちろん慎重な意見も少なくなかったが「暗いニュースがあふれるなか、演劇で平塚を元気づけたいと思いました。ならばできうる対策をやり切らないと」。例年よりも上演時間を短縮するほか、ソーシャルディスタンスを守るために朗読劇を組み込んだり、幕間には換気も徹底する。自身が主宰する「劇団カレーライス」の舞台では、劇中に換気を行う演出も織り交ぜた。

 ○…埼玉県に生まれ、ほどなく平塚へ。浜岳中に進学した際、担任教師が顧問だったこともあり演劇部に入った。持てる限りの熱意で役を演じた先で得られる拍手と喝采は、思春期の少年に「この上ない喜び」と大きな自信を与えた。平塚江南高でも演劇部員として表現に磨きをかけ、17歳の時に仲間と劇団カレーライスを立ち上げた。

 ○…高校卒業から20年あまり。社会人となった今も毎週のように団員たちとおもに平塚で稽古を積んでいる。原動力は「カレーの具のように多彩な個性が調和する、最高の舞台を追求したい」という思いだ。自粛期間中に稽古ができなくなり「やっぱり演劇は私の生きがい」だと痛感した。本番まであと3日。「今できる最高の舞台から、必ず平塚に元気を伝えます」。そう誓う瞳には、不退転の決意がにじむ。

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