オンラインの講義を聞く中学生
土沢中学校で９日、神奈川大学によるオンライン講義が行われた。同大学と同中学校、土屋公民館が主催し、地域での交流を深めようと２０１１年度より実施している。例年は同大学湘南ひらつかキャンパスに中学生が赴いていたが感染症拡大防止のためオンラインによる講義に変更となった。
参加したのは１・２年生の１００人。経営学部と理学部が約２時間、講義を行った。経営学部の尻無濱芳崇（しりなしはまよしたか）准教授はテーマパークやゲーム会社の決算書から読み取れる会社や業界の特徴を講じた。
２年生の猪俣陽菜さん（13）は「身近なテーマパークのことを決算書から知ることができた。数学は苦手だが、優しく教えてくれて理解できた」と振り返った。尻無濱准教授は「中学生でも知っている企業の決算書で経営学に親しみを持ってほしい」と話した。
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