平塚版 掲載号:2021年1月1日号 エリアトップへ

認知症「地域共生」理解深め SHIGETAハウス

社会

掲載号:2021年1月1日号

  • LINE
  • hatena
立野町にあるSHIGETAハウス
立野町にあるSHIGETAハウス

 日本認知症ケア学会理事長で東京慈恵会医科大学教授・繁田雅弘さんの空き家となった実家を活用して、2019年7月に開設された認知症啓発拠点「SHIGETAハウス」。

 地域の医師や医療・介護関係者、編集者、映像プロデューサーらがプロジェクトを立ち上げ、認知症になっても地域で安心して暮らせる「共生」を軸に、まちづくりに取り組んでいる。

 定期的に開かれている「平塚カフェ」は、認知症の当事者とその家族が集まり、お茶やコーヒーを飲みながら情報交換をしたり、悩みを相談したりするなど交流を図る。一方で認知症に対する地域理解は欠かせないとして、誰でも参加できるオンライン形式のカフェも開く。同プロジェクト副代表で湘南いなほクリニックの内門大丈(ひろたけ)院長は「認知症になると引きこもりに陥りやすく、心身の健康にも良くない」とし、「心おきなく安心して過ごせる居場所は必要」と訴える。

 認知症に対する偏見や誤解が色濃く残る現状を踏まえて、啓発活動にも積極的だ。昨年2月には「いのちの授業」と題し、江陽中学校で出前授業を実施。認知症の症例を一方的に押し付けるのではなく、「もしも自分が認知症になったら」と仮定し、何をしてもらいたいかを考えさせて、若者世代に「自分ごと」として捉える関心の芽を植え付けた。

 内門院長は今後予想されている認知症の増加に触れながら認知症啓発拠点の必要性を訴え、「同じ志を持って地域ごとに特色ある拠点が増えれば平塚市はもっと住みやすくなる」と話していた。

平塚カフェに参加する内門院長
平塚カフェに参加する内門院長

平塚版のローカルニュース最新6

プラゴミを拾おう

プラゴミを拾おう 社会

相模川河口で清掃ボラ

4月29日号

鯉のぼり 青空に舞う

5/3〜5

鯉のぼり 青空に舞う 文化

鈴川、掲揚のみ実施

4月29日号

「一緒に」乗り越える

「一緒に」乗り越える 社会

平塚YEGが会員総会

4月29日号

HACCPを取得

HACCPを取得 社会

しんわルネッサンス

4月29日号

平塚の逸品40点ずらり

平塚の逸品40点ずらり 文化

名産品フェア盛況

4月29日号

ひとり親家庭食で応援

あっとほーむデスク

  • 4月29日0:00更新

  • 4月22日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter