平塚市内を拠点に活動する3人制バスケットボールのプロチーム「SHONAN SEASIDE・EXE」が8日、所属するリーグに新規参入した。チーム運営は(株)湘南テクノ(厚木市=大和田貢社長)が行い、現在3人の選手が所属。平塚市をホームタウンとして活動していく。名前の由来は大和田社長が「平塚は海が近いから」と海岸という意味のシーサイドを取り入れた。
所属する選手は廣島祐一朗さん(28)、宮田直輝さん(33)、岩田涼太さん(28)。岩田さんと宮田さんは平塚市出身、廣島さんは横浜市出身。岩田さんは南金目出身で東海大学卒業後、横浜ビー・コルセアーズや三遠ネオ・フェニックスなどBリーグで4年間競技し、3人制バスケのプロリーグへ。岩田さんが同社の大和田社長の甥であった縁から、社長がチームオーナーとして就任し、自身もチームの責任者であるGM(ゼネラルマネージャー)を務めている。
湘南から世界へ
目標は「観ている方の心が震えるようなプレーをすること。ファンが一緒に熱くなって夢を見てくれるような、愛されるチームになりたい」と岩田さん。
スローガンは「湘南から世界へ」。「世界大会を目指しながら次に続く後輩を輩出したい」と話す。チームもプロの指導を通じて、地域活性や3人制バスケの普及を目指す。今後は子どもたちに向けてスクールを開催する予定だ。競技技術だけでなく、身体のケアの知識も教えるという。
3人制バスケは、国際バスケットボール連盟(FIBA)がルールを設け、東京五輪から五輪正式競技種目となった。同チームが加盟するのはFIBAが承認する3人制バスケのグローバルリーグ「3x3・EXE PREMIER JAPAN」。現在48チームが加盟しており、21年のシーズンから参入する。県内では横浜市に3チームあり、これで4チーム目となる。
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