一年の景気や作柄、世相などを占う「筒粥神事」が1月15日、平塚市浅間町にある平塚八幡宮(宅野順彦宮司)で執り行われ、神職や神社総代らおよそ15人が参列した。
筒粥神事は平塚八幡宮で毎年1月15日に行われている恒例行事。前日の左義長で正月飾りなどを焚き上げた残り火で炊いた粥が、筒にどれだけ詰まっているかで一年を占った。
本殿では宅野宮司らが刃物を使ってていねいに筒を開け、粥の量を確認。大麦や小豆、米など12種類の豊凶を判断していき、「大麦七分」「早生六分」「いも二分」などと読み上げ、毛筆で表にしていった。
今年の結果を受けて宅野宮司は「精読はこれから」として上で、「大きな波はなく、安定した年になるのでは」と見通した。また、コロナ禍にも言及し「こういう時世ではどうしても委縮してしまいますが、今できる努力を地道に重ねていく一年にしましょう」と話していた。
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