神奈川大学の学生が地元商店主団体「平塚あきんど塾」(伴健太郎代表)と連携し、若者目線を商売繁盛につなげるプロジェクトの成果報告会が1月13日、オンラインで開催された。同大経営学部2年生9人のほか、あきんど塾メンバーが参加した。
同プロジェクトは2017年にスタートし、今年で4年目を迎える。新型コロナの影響で活動が制限される中、学生らは各店舗への取材や顧客インタビューを実施しPRシートを作成。若者ならではの視点で各店舗の魅力を発掘した。「陶磁器工房器楽」では、学生らが実際に陶芸を体験し、「釉薬選び」の面白さをパンフレットに盛り込んだり、「中秋蒲鉾店」では学生が同店に訪れた顧客20人にインタビューし、「推しさつまあげ」をランキング化するなどした。
学生が陶芸体験した「陶磁器工房器楽」を経営する伴代表は、「オンライン授業などが主流となる中、フィールドワークへの熱意を感じた。作ってもらったパンフレットは明日から配れるほどの出来栄え。ありがたい」と話していた。同店を担当した学生の藤井綾乃さんは「体験に訪れたとき、釉薬を選ぶのに15分くらいかかった。自分たちと同じ、陶芸初心者の人がまず楽しめるポイントとしてパンフレットで紹介したかった」と振り返る。同店のパンフレットのデザイン等を行った小松楓さんは「陶芸体験する前に読んでもらって理解を深め、体験した後も思い出として持ち帰ってもらえるようなものにしたかった」と話していた。
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