寄贈された絵本を楽しむ親子
市子育て支援センター（南豊田）に２月上旬、子ども向けの絵本が届いた。バラエティ番組「中居正広のニュースな会」（テレビ朝日系）の企画「絵本寄贈プロジェクト」に同センターが応募し、当選した。
番組から贈られたのは『ぐりとぐら』『いないいないばあ』『１００万回生きたねこ』など、０歳〜年長児までが楽しめる名作20冊。なかには、番組の司会を務める中居さん、タレントの劇団ひとりさん、社会学者の古市憲寿さんが手がけた作品『ピンポンパンポンプー』もあった。
施設内には寄贈された絵本コーナーが設けられ、連日子どもたちに人気となっている。週に２回ほど施設を利用しているという市内在住の大島浩美さん（32）は「子どもはどの絵本も気に入っていて、自発的に読んでいる。大変ありがたい」とうれしそうだった。
同センターは未就学の子とその家族を対象に無料で利用できる。育児仲間の輪を広げ、楽しい子育てを支援する場であることから、施設担当者は「絵本の寄贈をきっかけにより多くの方たちに施設を知ってもらい、積極的に利用していただければ」と話している。
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