平塚市は新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、医療機関での個別接種のほか、公共施設やラスカ平塚などでの集団接種、およそ160カ所の高齢者施設をまわる巡回接種の3形態で実施する準備を進めている。
市健康課によると、市内の接種対象者は22万5074人。3月中旬以降から接種券の送付を開始し、4月から65歳以上の高齢者の接種を始める。その後、基礎疾患のある人、高齢者施設などの従事者、それ以外の16歳以上の順に進め、10月末までに一人2回の接種を完了させたい考えだ。
集団接種は土日に実施される。常設会場は、市保健センター(東豊田)・市役所(浅間町)・ラスカ平塚(宝町)がすでに決まっており、現在、ほかの施設も調整中。神田・金田・金目・土屋・旭南の5公民館でも順繰りに接種が行われる予定。巡回接種は、高齢者施設のほか、ワクチン供給量に余裕が出た場合は企業などにも広げていく方針だ。
コールセンターを開設
ワクチン接種に先がけて市は1日、接種に関する問い合わせや事前予約などに対応するコールセンター(【電話】0570・098・894)を開設した。土日祝を除く午前8時30分〜午後5時まで利用でき、設置期間は2022年3月31日まで。接種の事前予約は4月以降に始まる。
市では、接種の割合を個別5割、集団3割、巡回2割とみており、接種率の目標を70%に設定している。脇孝行・市新型コロナワクチン接種担当部長は「多くの市民が安心してワクチン接種を受けていただけるよう、必要な情報を速やかに発信し、着実かつ迅速に準備を進めていきます」と話している。
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