東日本大震災から10年、被災地を忘れない。そんな思いで平塚まちなか活性化隊(能勢康孝代表)が「オレンジマスクキャンペーン」を実施中だ。3月4日から始まった第10回「ひらつな祭」の企画として行われており、100円を寄付すると祭りカラーのオレンジマスクがもらえる。
ひらつな祭は東日本大震災の翌年、2012年から被災地支援と地域の防災力強化を目的として毎年開催されてきた。しかし、コロナの影響により、昨年は中止に。
今年も開催が危ぶまれたが、「3・11」から10年の節目ということもあり、イベントを分散した上で開催が決まった。
企画の一つであるオレンジマスクキャンペーンは、コロナ禍ならではの復興支援企画だ。市内の募金箱設置協力店で100円を募金するとマスクがもらえる。マスクには「#remember311」と書かれ、SNSでマスク姿の写真や動画を着用して、取り組みを拡散する狙いもある。
募金の目標額は100万円。寄せられた善意はすべて被災地に送られる。企画を中心となって進めてきた活性化隊の水嶋祥貴さんは「昨年は祭りが中止となり悔しさもあった。コロナ禍で大変な中ではあるが、今年は被災地に支援を送りたかった。取り組みの輪が広がっていけば」と期待している。
オレンジマスクキャンペーンは、熊本地震が発生した日にちなんで、4月14日(水)まで行われる。
問い合わせは水嶋さん【電話】0463・21・0181(東曜印房内/日曜定休)へ。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>