全日本バトントワーリングジュニア選手権大会(主催/日本バトン協会)が3月26日〜28日、丸善インテックアリーナ大阪(大阪府大阪市)で行われ、平塚市岡崎に拠点を置く「SUNマーチングスクール湘南Fatina」(泉理沙代表)の5選手が出場し、4選手が入賞を果たした。
コロナで変則実施
2月に行われた関東大会でFatina所属の鈴木心和さん(伊勢原中1年)・今本怜伽さん(秦野市鶴巻中1年)ペアが「ペアジュニア1」部門で4位入賞。山本ひなたさん(東京成徳大学高1年)・鈴木結和さん(中大付横浜高1年)ペアが「ペアジュニア2」部門で3位入賞。山本羽さん(中原中3年)はバトン2本で演技する「トゥーバトンジュニア1」部門で6位入賞を果たした。
その後の全国大会だが、昨年は新型コロナウイルスの影響により中止に。これにより、今年は「第1回大会」と「第2回大会」が合わせて行われた。いずれも予選などは行わず、一発勝負の演技で優勝を争う変則大会となった。
喜びの声
第1・2回大会への出場枠は、地方大会の結果などが考慮され、各地区に枠数が割り振られた。
その結果、心和さん・今本さんペアは第1・2回大会に出場し、それぞれ3位に。ひなたさん・結和さんペアは第1回大会で8位入賞、羽さんは第1回大会に出場し、健闘をみせた。
大会を終えて5人は「初めての全国に緊張しましたが、楽しめました」(心和さん)、「受験との両立やコロナの影響もあり思い通りに練習ができなかったですが、周囲のサポートで頑張れました」(結和さん)、「納得の演技ができて良かったです」(羽さん)、「全国で大きな刺激を受けました。これからも色々なことに挑戦したいです」(ひなたさん)、「来年も出場できるよう頑張ります」(今本さん)と喜びのコメントを寄せた。
ひなたさんと羽さんの母・由梨さん(37)は、全国大会を会場で観戦し胸を打たれた。
由梨さんによると、新型コロナの影響で全国大会の開催可否が直前まで不透明な中、5人はモチベーションを保つのに必死だったという。それでも開催を信じて練習を続け、全国の舞台で躍動した。由梨さんは「結果も素晴らしいですが、皆で出場し、笑顔で終われたことがうれしかったですね。お疲れ様でした」と振り返った。
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