新型コロナワクチン接種を巡って、平塚市は19日、75歳以上の市民(3月1日現在)およそ3万7千人に接種券を送付した。26日からは75歳以上の集団接種の予約受付がスタートする。
接種予約を巡っては、八王子市では65歳以上に接種券を送付したところ、2千人分のワクチンに対し16万人の予約が殺到し混乱が起きた。平塚市ではこの事例を受け、接種券送付の第一陣を75歳以上に絞った。
市健康課によると、75歳以上の集団接種は最短で5月15日になる見通し。65歳以上(2022年3月31日時点)への接種券送付は、5月中旬ごろ、接種開始は6月以降となりそうだ。
市では65歳未満に対して6月中に接種券を送付したい考えだったが、「八王子の例もあるので、年齢を区切ることも考える」(同課担当者)としている。国は60〜64歳の人やヘルパー、基礎疾患のある人を優先することを検討している。
医療従事者への接種は4月上旬に市民病院から始まり、およそ800人に対する1回目の接種がすでに終了。他の医療機関でも4月中をめどに1回目の接種が完了する見通しだ。
また、市内の高齢者施設に入居する人と従事者およそ8千人に対する巡回接種も今月中に始まる。
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