平塚信用金庫と平塚市は「災害時における井戸水の供給に関する協定」を結び、4月23日に同金庫本店で締結式を行った。石崎明理事長と落合克宏市長が調印した協定書を取り交わした。
同金庫は昨年10月に本店南側の駐車場敷地内に井戸を設置。大規模な地震など災害が発生した際に近隣住民へ生活用水を提供する。熊本地震で被災した熊本第一信用金庫から「断水するためトイレなど生活用水が大量に必要で、井戸が活躍した」との経験談を聞き、設置を決めたという。
石崎理事長は「井戸の設置は当金庫のSDGs宣言にも掲げている事業。『街のベストパートナー』としての役割を務めていきたい」と話した。落合市長は「経済だけでなく防災にもご尽力いただき、重ねて御礼したい」と謝辞を述べた。
井戸の深さは12mで、毎分200リットルを汲み上げる電動ポンプが設置してある。今後、他の支店にも災害用井戸を設置していく考えを示した。
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