全国大会神奈川予選を兼ねた「あじさいリーグ中学生野球大会」が5月2日から5日まで開催され、市内夕陽ヶ丘の「ひまわりベースボールクラブ」が優勝した。チームは今年10月9日に行われる関東大会へ出場する。
昨年は新型コロナの影響で中止となった同大会。今年は県内9チームが出場し優勝を争った。
今年3月に3年生が6人卒業し、新入生は創設以来初の0人となった同チーム。メンバーはなんと新2年・3年生合わせて、出場人数ギリギリの9人。新体制になって1カ月、清田佳宏監督は、「自分たちで考える野球」を徹底した。「日頃から人数や体格は関係ないと教えている。チーム内外の人とのつながりを大切にさせた」。
ピッチャーを務める鈴木誠吾キャプテンは、1点リードで最終回を迎えた大会初戦を思い返しながら、「ランナーが出て同点に追いつかれるピンチの中、仲間のクロスプレーで危機を脱した。その時チームがまとまった気がする」と話す。
同クラブは予選で1敗を喫し、ブロック2位で決勝トーナメントに進んだ。準決勝は11対4で突破。決勝では先頭バッターがヒット。初回3得点で勢いづき、そのまま6対0で優勝を掴んだ。
清田監督は、「設備の整っていないチームで、OBや父兄、近隣の学校やチームの助けがあってここまでこれた。チームの一員として”おめでとう”と言わせてもらいたい」と話した。
同クラブは部員募集中。(問)中世古さん【電話】080・5422・2009
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