平塚在住の作家・遠坂カナレさんが5月20日(木)、湘南を舞台とした小説『江ノ島お忘れ処OHANA〜最期の夏を島カフェで〜』(税込770円/マイクロマガジン社/ことのは文庫)を出版した。
4話構成の短編連作。消したい記憶を抱えた人々が、江ノ島でカフェを営む兄弟と出会い、もう一度人生や大切な人と向きあっていくというストーリー。第2話では、平塚の「七夕まつり」「織り姫セレクション」が題材となっているほか、一冊を通して湘南エリアのグルメやイベントなどのご当地ネタが盛り込まれており、観光小説としても楽しめる内容となっている。
遠坂さんは2019年にデビュー。キャラクター文芸やライトノベルで活躍する。4冊目となる今作には、湘南愛をふんだんに詰め込んだ。遠坂さんは「書くなら住民と同じ目線で」がモットー。約半年間、取材で毎週のように江ノ島を訪れた。「湘南は魅力がいっぱい。やっぱり七夕まつりでも一冊丸ごと書きたい」と思いを語った。
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