市内の美術愛好団体・すさ美会が今年4月に50周年を迎え、5月に平塚市美術館で第50回の記念展を開催した。
すさ美会は、平塚市美術館設立に向けて尽力した歴史を持つ。美術館設立に向けて声を上げた前身組織「山伏会」から、資格や経歴にとらわれず美術に親しむ会として、1971年に同会が誕生。すさ美会展は市内在住の政治・経済界で活躍する人たちが、創作を発表する場として始まった。現在は市民中心の組織となっている。
会の名称の「すさび」は漢字で「遊び」と記すことから「遊び心をもって、おおらかに美しいと感じる心を養おう」という意味が込められている。この伝統は現在も守られ、今年の展示でも絵画や書、陶芸など多彩な作品が並んだ。
同会の会長である水嶋一耀さん(77)は「年一回の展示は会員にとっても思い入れ深い機会となっている。今後も自由な気風をもって活動していきたい」と語った。
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