県政報告 ｢ワクチン後｣見据え備えを 神奈川県議会議員 米村かずひこ
質問するようす
開会中の県議会第２回定例会において、代表質問を行いました。
新型コロナウイルス感染症の闘いは国民へのワクチン接種が進むことで一定の落ち着きが出てくるとは考えられますが、ウイルスは常に変異するものです。たとえワクチン接種が進んでいたとしても、急激な感染拡大が発生し、入院ができない自宅療養者や宿泊療養者が多く出てくることも想定すべきです。療養中に急激な症状の悪化が見られた際に、素早く把握し必要な医療提供を行っていく体制をどのように構築していくのか、問いました。
医療体制の整備緩めず
知事からは、感染者急増期に備え、ＬＩＮＥの療養サポートシステム等、ＩＣＴを活用し健康観察を行える体制の構築、容態急変に備えたパルスオキシメーターの貸出の実施のほか、容態急変の不安に対しては、基礎疾患等リスクのある療養者を対象に、看護師が見守り、医師の診断につなげていく「地域療養の神奈川モデル」の実施地域拡大を目指し、支援していくという答弁がありました。
しかし、コロナに感染をしたら入院できることが本来のあるべき医療体制ではないでしょうか。医療体制の不備で亡くなる方がでないよう環境整備することが必要です。
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