小学4・5年生が出場する「MLBCUP2021神奈川連盟大会」の準決勝・決勝が6月13日、平塚リトルグラウンドで開催され、市内の小学生硬式野球チーム「平塚リトルリーグ」(市川正雄会長)が優勝した。
県内全域から9チームが参加しトーナメントで争った今大会。初戦は横浜東・逗子・磯子港南の合同チームと対戦した。2回の2得点から打線が波に乗る。3回には先頭打者が右中間に快打を放ち、ランニングホームラン。エース・須藤蒼生君(真土小5年)も相手打線を1安打に抑え、10対0でコールド勝ち。
続く準決勝では茅ヶ崎のチームと対戦。初回に4点を奪われ防戦に回るが、2回で4点を取り戻す。その後、須藤君の復調に合わせるようにチームの大黒柱・捕手の須永塁登君(真土小5年)が逆転安打。打線が得点を重ね、15対5でまたもコールド勝ちを収めた。
決勝は青葉緑東との対戦。2番手投手の上村将樹君(今宿小4年)が好投し、相手打線を完封。全戦コールド勝ちの快挙を成し遂げた。センターとして守備の要を担ったキャプテンの柳光玲侍君(松延小5年)は、「苦しい場面ほど、みんなで声を出し合って乗り越えた。練習の力が出し切れてうれしい」と喜びを語った。
昨年秋にも県大会を制した同チーム。年始の緊急事態宣言で練習が出来ず、技術やモチベーションを落としてしまっていたが、”失敗しても思い切り”を合言葉に昨年秋の実力を取り戻してきていた。大野治監督(46)は「課題は打線の強化。どんな投手が来ても打ち勝てるように全国大会へ向けて力をつけていきたい」と話した。
同チームは8月20日に宮城県で開かれる全国大会に出場する。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>