平塚三嶋神社(岩見紀孝宮司/夕陽ヶ丘)の例大祭「須賀のまつり」が、7月17日と18日に開催された。同まつりは、港町としてかつて漁商業や物資の集散地として交易が盛んだったことから、疫病や流行病を防ぎ、災害がなく豊漁豊作と平穏無事を願う神事として行われてきた。
本来ならば、「浜降祭」として平塚海岸で開催されてきたが、今年はコロナ禍を鑑み、神社関係者のみが参列。17日は、境内社の疫神社で疫病退散祈願と、御社殿で大祭式の神事が行われた。翌18日には、大神輿をトラックに積載し、太鼓山車とともに地域を巡行した。
参拝に訪れた人たちは、コロナウイルスの1日も早い収束と、再び港町ならではの威勢の良い賑やかな例祭が開催されるよう、祈りを捧げていた。岩見宮司は「晴天にも恵まれ、無事に例大祭が執行できてよかった」と話した。
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