平塚市は12〜18歳(接種日時点)の希望者に、夏休み期間を利用して新型コロナワクチン接種を実施する。集団接種の受け付けが7月19〜23日にあり、対象者の1割程度にあたるおよそ1600人の申し込みがあった。
市健康課によると、夏休み期間を利用した18歳以下へのワクチン接種は県内でも珍しい。「7月中に65歳以上の8割に接種を終える」ことを目標としてきた市だが、感染拡大が指摘される若年層への接種も急務と判断した。県内では綾瀬市でも行われている。
18歳以下を対象とした集団接種は8月4日〜6日に市役所1階で1回目の接種が行われる。2回目は3週間後の同じ曜日・時間に実施される。
5月から行われている集団接種では件数を増やすために、医師や看護師が市民の脇を一団となって順番にまわる「大名行列方式」が採用されている。しかし、今回の集団接種では未成年の心的負担を考え、会場にパーテーションを設置。プライバシーに配慮する。
個別接種は13日まで受付
市ではかかりつけ医などで個別接種を希望する12〜18歳を対象に、8月13日まで引き続き申し込みを受け付けている。
希望者は、市ホームページから電子申請システムにアクセスして届け出るか、郵送で申し込む(〒254―0082平塚市東豊田448の3健康課新型コロナワクチン接種担当へ)。
49歳以下の接種券
市では50歳以上の市民に接種券の送付を完了している。同課によると、40〜49歳には8月上旬をめどに順次送付。39歳以下については、ワクチンの供給状況を見ながら判断していく。
問い合わせは新型コロナワクチン接種コールセンター【電話】0570・098・894(午前8時30分〜午後5時)。
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