群馬県で8月22日から開催された「第52回全国中学校柔道大会」で、金目中学校柔道部(真田州二郎監督)が、男子個人90キロ級で準優勝、女子団体で3位入賞を果たした。
男子個人は90キロ級に柴田陽さん(3年)が出場。全国から集まった48人がトーナメントを争った。3位に留まり苦汁をなめた関東大会を胸に、「絶対に勝つつもり」で臨んだ今大会。準々決勝を除く4試合すべてを一本で勝ち上がる気迫を見せた。決勝の相手は関東チャンピオンの足立学園(東京)。一歩も引かない組手争いのなか延長を迎え、惜しくも指導を取られ敗れた。
柴田さんは「あと一歩。最後の最後で負けてしまい悔しい」としながら、「高校では中学で果たせなかった日本一を必ず獲る」と前を向く。
優勝チームに健闘
女子団体は3年の本多結さん、橋本翔歩さん、野上ひなこさん、2年の柴田さちさんが出場した。48チームが優勝を争った同大会。試合前、金目中は「日本一しか見ていなかった」と気合十分だった。
予選リーグを2試合とも3対0で勝ち、決勝トーナメントも準決勝までの2試合を危なげなく勝ち上がった。準決勝では優勝候補の敬愛中(福岡)と対戦。先鋒・野上さんと中堅・橋本さんは体格差のある相手に圧され惜敗。大将・本多さんが九州チャンピオン相手に快勝し一矢報いるも、3位入賞。敬愛中はそのまま全国を制した。
5試合すべてを30秒以内にオール一本で勝利し、圧倒的な力量を見せつけた本多さん。来年の高校生活を前に、「ここから強くなれるかは自分の気持ち次第」。来年5月の新人戦をすでに見据えた。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>