新型コロナ感染拡大防止のため神奈川県に出されていた緊急事態宣言が9月末に解除された。それに伴い県は10月24日(日)までを期限とする新たな対応策を実施している。
飲食店では、入店できる人数を「1組4人以内または同居家族」とした上で、基本的な感染予防策を実施していると県が認めた「マスク飲食」認証店は営業時間が午前5時から午後9時、酒類の提供は午前11時から午後8時。認証を申請中の店は営業時間は午前5時から午後8時、酒類の提供は午前11時から午後7時30分。そのほかの店については営業時間が午前5時から午後8時、酒類提供は禁止となっている。
コロナ禍の影響を大きく受けてきた飲食店からは、営業時間の延長や酒類提供の解放に伴い期待が高まっている。夕陽ケ丘のレストラン「アッシュ×エム」の相山洋明オーナーは「次第に予約も入るようになってきた。しっかりとサービスの質を高め、お客さんをつかんでいきたい」と期待を寄せた。一方、マスク飲食認証を申請中のある飲食店は「宴会など大型の予約が入れられないのが厳しい。申請した認証がまだ下りないのも気がかり。回復まではまだ時間がかかりそう」と話した。
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