衆議院議員の総選挙が10月19日公示、31日投開票の日程で行われる見通しだ。4日の就任記者会見で岸田文雄総理が表明した。神奈川15区(平塚市、茅ヶ崎市、中郡)では当選8回の河野太郎氏のほか、社民党の佐々木克己氏、NHK党の渡辺麻里子氏の新人2氏が出馬の準備を進めている。(10月11日起稿)
河野太郎氏(58)=自民党=は、1996年に初当選し当選8回。ワクチン接種担当、規制改革などの国務大臣をはじめ、防衛大臣、外務大臣など主要閣僚を歴任。ポスト菅の次期総理大臣を目指し自民党総裁選挙にも挑戦した。本紙の取材に対し河野氏は「ワクチン接種や規制改革の担当大臣としての働きぶりを皆様にご判断いただければと思います」とコメントしている。
社民党から出馬する佐々木克己氏(66)は、立憲民主党と共産党の応援を得て選挙戦を戦う。元県立高校教師で湘南高校や茅ケ崎北陵高校、寒川高校などに勤めた。最重点政策として「コロナへの万全の対策」を掲げ「検査体制強化や臨時医療施設の開設など医療体制を強化し、国産ワクチンや飲み薬等の研究について国による援助を示していくことが重要だ」と話す。
NHK党公認の渡辺麻里子氏(45)は、歯科医師。「歯周病をぶっ壊す党」の推薦も得て出馬する。青森県出身で東京都在住。渡辺氏は「歯科医療者は感染対策にシビアな職業。効果のある感染予防策、正しい検査や治療、適切で充実した医療体制を整え、患者さんの命や生活を守りたい」とコメントした。1児の母親として「安心・安全の国づくりがしたい」と出馬を決意したという。
岸田文雄総理はきょう10月14日に解散すると記者会見で述べた。任期を過ぎて投開票される総選挙は、現憲法下では初のケースとなる。前回の総選挙は2017年10月22日だった。
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