新春恒例、落合克宏市長インタビューの2回目。今回は未来に向けたまちづくり(子育て施策)、七夕など大型イベントの考え方について。(聞き手/本紙平塚編集長・山田洋平)
――未来に向けたまちづくりの展望について。前回は中心街の在り方についてお聞きしました。子育て施策の考えもお聞かせください。
「全国的に少子高齢化が進み、人口が増えていく時代ではありません。持続可能なまちづくりを進めるためには子育て世代から選ばれるまちづくりが必要。子どもは『未来を担う地域の宝』です。若い力はまちに活力を与えてくれます。引き続き子育て支援施策には力を入れていきます。
昨年12月6日に『アットホーム人気の駅ランキング 神奈川編』が発表され、平塚駅が総合4位、ファミリーでは2位になりました(※不動産情報サービスのアットホーム株式会社『不動産情報サイト アットホーム』で賃貸居住物件において、PV数が多い人気の駅をまとめたもの)。東京23区や横浜、川崎などの子育て世代をターゲットとして、平塚の魅力をウェブやSNSなどで発信してきましたが、その成果が得られたのかもしれません。
コロナ禍でテレワークが進んだこともあり、子育て世代の転入が増えました。35歳〜39歳の転入超過でみると、コロナ流行前の19年は年間41人でしたが、コロナ禍の21年は1月〜11月までで127人と、約3倍に増えています」
七夕まつり開催へ強い思い
――昨年は七夕まつりが2年連続で中止となりました。
「湘南ひらつか七夕まつりのルーツは、戦災復興を目指して開催した昭和25年の『復興まつり』に遡ります。翌年に第1回七夕まつりを開催し、今や『平塚といえば七夕』といわれるまでに成長しました。先人たちの思いや願いが込められた伝統と歴史あるまつりとして、市民の皆さまの誇りです。
2年続けて開催中止を余儀なくされましたが、今年についてはぜひとも開催したいという強い思いがあります。安心・安全に配慮した上で、第70回記念となる七夕まつりを開催できるよう準備を進めます。
また、花火大会などの大型イベントについても、基本的には開催を前提に準備を進めていきたいと考えています」
――次号に続く
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