平塚版 掲載号:2022年1月13日号 エリアトップへ

落合市長新春対談 3大開発いよいよ大詰め 見附台の新ホール開館

政治

掲載号:2022年1月13日号

  • LINE
  • hatena
取材に応じる落合克宏市長
取材に応じる落合克宏市長

 落合克宏市長への新春インタビューの最終回(3回目)。新型コロナ対策など昨年の振り返り、進捗中の3つの開発事業について話を聞いた。       (聞き手/本紙平塚編集長・山田洋平)

コロナ対策

 ――昨年2021年を振り返って。手ごたえのあった施策は。

 「まず新型コロナウイルス感染症への『対策』です。令和3年は、2月と9月に幅広い分野にわたる新型コロナ対策を打ち出しました。令和2年中の対策と合わせると計6回。その事業規模は総額約85億円に及びます。市税の大幅な増収が見込めない中、国の臨時交付金や地道に積み立ててきた財政調整基金(市の貯金)の活用(10億円)などで財源を確保しました。私が市長に就任してから財政調整基金を約24億円積み増しました。それを思い切ってコロナ対策に役立てました。

 そしてワクチン接種です。4月以降、新型コロナウイルス感染症対策の切り札とされるワクチン接種を、高齢者施設の皆さまから順次進めました。市独自の取り組みとしては、福祉施設、子育て施設などの従事者、小・中学校の教職員、消防団員、妊婦やその同居家族、受験生等への優先接種を実施しています。また、障がい者専用の日程を設けるなど、配慮が必要な方への接種支援も行いました。昨年12月には全世代の接種率は85%を超えています」

デジタル化を推進

 「デジタル化を進めたことも昨年の成果です。地域経済のデジタル化として、中小企業におけるITサービスの促進、『ひらつか☆スターライトポイント』を活用したキャッシュレス決済の普及推進に取り組みました。また、グリーン化を促進するため、スマート農業や事業用電気自動車等の導入を支援しました。行政サービスのデジタル化については、マイナンバーカードの交付に取り組んでいます。小・中学校におけるGIGAスクール構想の推進や、民間保育所等におけるICTの活用支援にも取り組みました」

年内に10万円給付

 「国の子育て世帯への臨時特別給付は、児童を養育している方の年収が960万円以上の世帯を除き、高校3年生までの子どもに1人当たり10万円相当を給付するものです。市では、中学生以下の子どもに対し、年内に10万円を現金で支給しました。また、新生児については令和4年3月31日までに生まれた子どもが給付対象なのですが、市独自で4月1日に生まれた子にも給付を行うことを考えています。3月31日生まれの子と同じ学年になりますから、不公平にならないように配慮したいですね」

 ――一方で反省すべき点などはありましたか。

 「反省すべきというより、『残念に思っていること』はあります。新型コロナの影響を受けたイベントは多いですが、中でも『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会』。平塚市はリトアニア共和国の事前キャンプを受け入れました。コロナ禍でしたが、チームを無事に選手村に送り出せて安心しました。ただ、友好を深めるために、スポーツだけでなく、教育、文化、経済など様々な交流を続けてきただけに、事前キャンプ中は、直接的に市民と触れ合う機会を持てたら良かったですね。また、小中学生には大会会場で臨場感を味わい、一生の思い出に残る体験をしてもらいたかったのですが、それが叶わず残念でした」

新たな文化芸術拠点

 ――進行中の3つの開発事業についてお聞かせください。いよいよ3月にひらしん平塚文化芸術ホールが開館します。

 「ひらしん平塚文化芸術ホールには、1200席の大ホールや最大200人を収容できる多目的ホールなどがあります。多くの市民に親しまれる本市の新たな文化芸術拠点となることを期待しています。隣接する公園や旧東海道の景観を整備することで、人の流れを生み出し、中心市街地に広がる賑わいの創出や生活拠点としての魅力アップにつなげていきたいです」

海辺の総合公園市民の誇りに

 ――龍城ケ丘の公園整備は工事延期が昨年末に発表されました。

 「昨年末に着工して今年12月にオープンする予定でしたが、市民からのご意見やご提案もありましたので、既存樹林をさらに保全する検討や、塩や風の調査を実施することにします。

 この公園は、暮らしに潤いや安らぎを与え、平塚の海岸地域の魅力を高める『海辺の総合公園』です。若者からお年寄り、障がいのある方や海の近くに住んでいない方も含めて誰もが楽しめる場となり、平塚の新しい魅力になると考えています。

 着工は延期しますが、市民の声にしっかりと耳を傾け、より良い公園計画として、着実に事業を進めていきます」

 ――大神のツインシティについて、イオンモールの商業施設はどんな施設でしょうか。

 「イオンモールからは大型商業施設の起工式を近く予定していると伺っています。詳細については、いずれイオンモールから正式な発表があると考えています。本市としては、ツインシティ大神地区の魅力や賑わいを創出する施設、また、多くの交流人口を生みだす施設として、大変期待しています。大神のツインシティでは、既に大型物流施設が続々と完成していますし、この4月には新しい相模小学校も開校します。今後、イオンモールが完成すれば、いよいよ新しい街の姿の全容が見えてきます。平塚の『北の核』の誕生はもうすぐです」

 ――ありがとうございました。    (了)

平塚版のローカルニュース最新6

コロナ陽性145人

コロナ陽性145人 社会

平塚市内 年明けの状況

1月20日号

1年越しの笑顔咲く

1年越しの笑顔咲く 社会

「二十歳の同窓会」実現

1月20日号

平塚中等が東関東大会へ

平塚中等が東関東大会へ 文化

アンサンブルコンテストで

1月20日号

2年ぶりちびっ子マラソン

防犯意識呼びかけ

防犯意識呼びかけ 社会

「110番の日」に

1月20日号

平塚YEGに協賛

平塚信用金庫

平塚YEGに協賛 社会

2月公開セミナーに活用

1月20日号

あっとほーむデスク

  • 1月20日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月2日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年1月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook