株式会社ピュアファーム
城所で食肉文化を発信 文化
手作りが生む豊かさ届け
5月26日号
待ち読み絵本講師の内田早苗さんが代表を務める「きいろいおうちファーム」(城所97)では、不登校の子どもやその保護者などを対象にしたファームの無料開放「しずかな畑の日」を実施している。次回は5月20日。
「しずかな畑の日」は昨年4月、不登校などのさまざまな理由で学校に行かない・行けない子どもたちや、その保護者のためにスタート。バラを育てるハウスの中で、お茶をしたり絵本を読んだりと、好きなように過ごすことができる。
近隣地域のほか都内からも足を運ぶ人がいるといい、内田さんは「安心して足を運べる居場所が近所にあるとは限らない。少し距離があったほうが気軽な場合もあるはず。リピーターになってくれる方も多いです」と、1年間の取り組みに手ごたえを感じている。
保護者の就労支援も
絵本講師としてたくさんの子育て当事者に関わってきた内田さん。「日中子どもが家にいることで仕事ができなくなるママも多い」と話し、子どもの不登校をきっかけに親の就労が困難になる現状があるという。
同ファームでは、ウェブ担当スタッフで不登校児の親でもある、みつろうラップショップ主宰のmintgreenさんと協力して、保護者の就労支援を実施。在宅でみつろうラップの商品を製作し、ネットや同ファームのイベントで販売することで売り上げを親同士のネットワークをつくる活動費に充てている。
内田さんは「ファームには保護者だけで来るのももちろん歓迎です。得意なことや好きなことを聞いてアイデアを出すことはできると思う。社会とのつながりができれば、安心にもつながるのでは」と話していた。日程等は同ファームHP。
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