神奈川県は6月10日、スマーフォンの専用アプリ「かながわPay」を使ったポイント還元事業の第2弾を7月19日から実施すると発表した。アプリを使用した支払額の最大20%分がポイントとして還元される。
新型コロナウイルスの流行や原油・物価高の影響を受ける県内産業の支援策として、総額50億円分のポイントを消費者に還元する。昨年10月から今年4月まで行った第1弾では事業費に70億円分のポイント還元予算を組み込み、期間終了前に総額の上限に達していた。
制度の利用には専用アプリ「かながわPay」と、対象となる決済サービス「au PAY」「d払い」「はまPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」のいずれかの利用登録が必要。キャンペーンに加盟する県内の小売店や飲食店などでキャッシュレス決済を行うことで、支払額の最大20%分、1人あたり上限3万ポイントが付与される。
ポイントの付与期間は7月19日10時から11月30日まで。貯まったポイントは、7月26日から来年1月31日までキャンペーン加盟店舗で使える。期間内でも還元総額が上限に達した時点でポイントの付与は終了となる。
県は6月20日から加盟店舗の募集を再開するとしている。第1弾のキャンペーンには1万8千店が加盟し、アプリは100万以上ダウンロードされたという。
キャンペーンの詳細は6月20日正午に公開予定の公式サイト(https://kanagawapay.pref.kanagawa.jp)で確認できる。問い合わせはコールセンター【電話】050・2018・1109または【電話】0570・783・661。
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