平塚市在住の作家・遠坂カナレさんが6月21日、「湘南ひらつか七夕まつり」をテーマにした小説「笹に願いを!子ぎつね稲荷と『たなばたキッチン』はじめました」(税込715円/コスミック出版)を出版した。有隣堂ららぽーと湘南平塚店ではサイン色紙の展示や、数量限定でサイン本を販売している(市内サクラ書店、文教堂でもフェアを実施)。
物語は七夕のシンボル”枯れない笹”に吊るされた願いごとを、主人公と笹に宿る神の眷属のコンビが叶えていく現代ファンタジー。キッチンカーを営む主人公たちが市内を巡り、七夕飾り作りに打ち込む商店街の店主たちとの交流や、湘南平を舞台に織り姫とその幼馴染が織りなす恋物語などが展開される。
各話では主人公が振舞う料理が重要な役割を果たし、シイラのフライや、はるみ米ジェラートなど平塚の特産品が随所に登場。まさに”丸ごと一冊平塚づくし”だ。
遠坂さんは2019年にデビューし、キャラクター文芸などで活躍。6作目の今作では長年の夢だった地元・平塚をテーマにした。遠坂さんは「読むと平塚をもっと好きになる物語。大人も子どもも楽しめるのでぜひ手に取って」と話した。
”枯れない笹”まつりで再現
作品は市制90周年記念事業ともコラボ。まつり当日も高校生や大学生と協働で作品に登場する”枯れない笹”を再現し、文化芸術ホールなどで短冊を販売する。
また読者3人にサイン本を進呈。はがきに氏名・〒・住所・連絡先・本紙感想を添え、〒254-0032平塚市八千代町1の23タウンニュース社サイン本プレゼント係へ。6月30日(木)必着。
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