紅谷パールロード商店街の飾りは谷地和夫さん(78)=谷地工務店取締役会長=抜きでは語れない。実はパールロードの飾りのほとんどは、谷地工務店が制作したもの。今年は100%がメードイン谷地工務店だ。
谷地さんと七夕まつりのかかわりは第1回目までさかのぼる。当時小学1年生だった谷地さんは八幡の家から会場に毎日足を運んだという。「空一面が飾りでいっぱい。人が多すぎて、ぜんぜん見ることができなかったけど」と振り返る。
以来30年間、見物客として毎年通い続けた。工務店として足場づくりの仕事が縁となり、商店街から初めて飾り制作を依頼されたのは40年前のこと。仕事が評価され、今では商店街全ての飾りを手掛けるまでになった。
今年は自社を含め17本の飾りを制作する。オーダーメードで作る場合もあれば、完全にお任せのケースも。まつり本番に間に合わせるため1カ月半で作りあげる。
過去69回全ての飾りを見てきただけあり、飾りを見る目だけは肥えているという谷地さん。「祭りの華やかさも未来に継承していきたいね」
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