平塚を拠点に活動するプロビーチバレー選手の 坂口 由里香さん 市内在住 27歳
平塚のビーチから世界へ
○…女子ビーチバレーの国内個人ランキング1位(5月30日時点)の実力者。9月に開催予定だったアジア大会の日本代表に内定していたが、コロナ禍で延期に。もどかしさを募らせつつも、「試合ができるのはうれしい」と笑顔を見せる。東京五輪では開催国枠をかけた代表決定戦で決勝まで進んだものの敗退。一歩及ばなかった。五輪を節目に現役引退する選手もいる中、悔しさをバネに選手続行を決意。「五輪にもう一度挑戦したい」と前を向く。
○…大和市出身。競技に打ち込める環境を求め、短大卒業後はビーチが近く土日が休みの平塚信用金庫に就職。スポンサーがついたのをきっかけに就職2年目でプロビーチバレー選手に転向した。「海岸地区だけでなく、案外平塚には土地勘があるんです。最近おしゃれなお店が増えて巡るのが楽しい」と話す。
○…湘南台高校時代、バレーボール部の練習の延長で取り組んだのがビーチバレーだった。バレーボールとは違い、監督やコーチはベンチに入れず、コートにいるのは自分とペアの二人だけ。「必然的にボールに触る機会が多くなる。どんなミスをしても必ず自分が関わっているし、自分で考えなくちゃいけない。でもそこが面白い」
○…海外の大会に出場すると、そのにぎわいに毎回驚かされる。「音楽フェスみたいに、DJもいれば、お酒を飲みながら観戦している人もいる。パフォーマンスとして、いいプレーを見せたいと気合が入ります」とにっこり。風や陽射しなど、その時の自然環境が影響を及ぼすため、「予測できないスーパープレー」を観るのもビーチバレーの醍醐味だ。「一緒にノリノリになって楽しめるような、そんなビーチバレーを広めたい」と意気込んでいた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>