子育て中の母親支援などを目的に活動する市民団体「ママぎゅっと」(宇佐美陽子代表)が、平塚在住・在勤の子育て当事者の声をまちづくりに生かそうと「ひらつかママ1000人アンケート」に取り組んでいる。実施期間は8月31日まで。今年度の平塚市の市民活動推進補助金事業に選ばれている。
ママぎゅっとは2018年に設立。20年に同様の補助金事業に選ばれた際に、心や体、お金など、話しづらい事柄について本音で相談できる場をつくる「ママを救うスクール ママスク」をオンライン開催したが、参加者は振るわず。宇佐美さんは「コロナ禍ということもあったけれど、それよりも本当にママたちが興味あるテーマに設定できていたのかと反省した」と振り返る。
リアルな声をまちづくりに
もっとリアルな声を集めようと企画したのが今回のアンケートだ。回答者数1000人を目指し、よく利用する移動手段や、子育てしながら働くときに求める条件、平塚にあったらいいなと思う子育てのサービスなど複数項目を設定した。
団体の活動を続けているうちに、「そもそもなぜみんな平塚で子育てしようと思ったんだろう」と疑問に思ったという宇佐美さん。平塚で子育てすることの魅力や利点を、当事者の目線で再発見したいといい、「あれがいいよね、ここが惜しいよねと対話するように答えてもらえたらうれしい」と話している。
アンケート結果は締切後、同団体ホームページなどで公開されるほか、平塚市のまちづくりに役立てられる。回答サイトは二次元コードからアクセスできる。
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