上平塚にある宝積院(渋谷堯俊住職)の本堂と客殿の落慶式が6月25日に行われ、檀家ら約100人が参列した。
同院は1945年7月に平塚大空襲で焼失し、52年2月に再建。その後、平成初期には雨漏りが始まり、手狭でもあることから再建の話が上がっていたという。2018年、金目川の改修に伴い墓地の移転が完了すると、本堂と客殿再建の計画が具体的に進んでいった。渋谷住職は「先代の7回忌をめざして進めてきたので、間に合ってよかった」と胸をなでおろす。
本堂と客殿の再建は、20年3月ごろ檀家から寄付を募り実現した。渋谷住職は「コロナが始まった時期と重なった。そんな中、檀家さんの協力で建てることができて感謝している」と謝辞を述べた。
完成した本堂は、横幅が広くなりソーシャルディスタンスへの対応も可能という。また友人の住職が描いたという仏絵が、天井にびっしりと99枚飾られている。
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