乗蓮寺の樹木葬、販売スタート 問)佐野石材店
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今年度150周年を迎えた平塚市立大野小学校(土屋浩明校長・575人)で、児童らが育てたアサガオの種を、地域住民に配布する「あさがおプロジェクト」が進んでいる。保護者らで構成された150周年記念事業実行委員会(久野正悟実行委員長)が企画。節目の年を地域の人と祝おうと、アサガオの種が「花」を添える。
あさがおプロジェクトを発案したのは、同実行委員で、2人の子どもが大野小に通っている相原教子さん(47)。150年の歴史を振り返り、「大野小学校がつないできたものはなんだろう」と考えたとき、毎年1年生が育て、採取した種を新一年生へと譲っていく「アサガオ」が思い浮かんだ。
今年2月の実行委員会で提案すると、他のメンバーや、教員からも好評を得た。5月には授業でアサガオを育てている1年生のほか、2〜6年の各クラスで20粒ずつ種をまき、約80軒の児童の家庭でも育ててもらっている。種は現2年生が1年生のときに収穫した残りのほか、寄付で購入して、まかなった。
連日の暑さを心配し、夏休み中も小学校に足しげく通ってアサガオの水やりをしていたという相原さん。アサガオは無事に青や白、ピンクの花を咲かせ、すでに種の採取も進んでいる。10月末までに、校内に設置した「あさがおポスト」で種を回収し、11月頃、四之宮地区の住民に5粒ほどを配布する予定だ。
相原さんは「地域の人の中には大野小の卒業生でアサガオを育てた経験がある人もいるはず。大野小の思い出と一緒に、明るい気持ちになってほしいです」と話していた。
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