環境農政常任委員会質疑より 県政報告 農福連携の取組について 神奈川県議会議員 藤井深介（公明党）
平塚・大磯・二宮・中井版
公開：2024年8月23日
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問／農福連携について、これまでの県の取組は。
答／福祉子どもみらい局障害福祉課では、障害福祉サービス事業所や農業者向けに、講義動画をウェブ配信で視聴するセミナーと相談会を開催している。さらに、福祉子どもみらい局共生推進本部室では、令和２年度から４年度まで、平塚市、藤沢市、秦野市の３市をモデル地域として、農福連携コーディネーターの養成等を行う農福連携マッチング等支援事業を実施。令和５年度からは、モデル地域の成果を県内に横展開する取組を実施している。
問／農福連携にはどのような課題があるのか。
答／農作業を細分化・単純化した上で、同じような作業を継続的に用意することがポイントとなるが、農業者からは、規模が小さく多品目を生産する本県の農業では、そのような作業を準備することが難しいのではないかという不安の声を聞いている。また、日陰や休憩所、トイレなどが近隣にない田畑が多く、障害者を受け入れるにあたっての農業側の環境が整っていないことなどの課題もある。
問／農福連携について、今後、県としてどのように取組むか。
答／現在実施している農福連携のセミナーや農作業を体験する研修などの取組については、引き続き福祉子どもみらい局と連携し、受講者の要望に応じて適宜見直しを図りながら進めていく。地域のＪＡや農業法人協会などと意見交換しながら、農業側の課題や要望の把握を進める。さらに、関東農政局やＪＡ中央会などの関係機関等から、県内外の先進事例を収集して、県内の農業者と共有し、不安や課題を丁寧に解決しながら、農福連携に取り組む農業者の裾野を広げていきたい。
■藤井しんすけ事務所
【電話】２５・１６２２
【FAX】２５・１６２３
www.fujii-s.net
神奈川県議会議員 藤井深介
平塚市宮の前9-21-1005
TEL:0463-25-1622
www.fujii-s.net
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