市内公所在住のプロボクサー・村越優汰さん(23)が12月27日(水)、東京・後楽園ホールで開催される「K‐1 WORLD GP 2017 JAPAN〜SURVIVAL WARS 2017〜」に参戦する。キックボクシングからK‐1に舞台を移した初陣を前に「必ず勝利を掴みたい」と闘志を燃やしている。
同大会は世界各国から強豪が集まる格闘技イベント。スーパー・バンタム級からヘビー級まで全8階級で振り分けられ、トップファイターたちがしのぎを削る世界的な催しだ。
村越さんは第4試合の「フェザー級」に出場し、「K‐1総本部チームペガサス」所属の芦澤竜誠選手(22)と拳を交える。芦澤選手はひざ蹴りを得意とし、キックボクシングでは野生味あふれるファイトスタイルが特徴の実力派プレーヤーだ。村越さんは「試合ではガツガツと攻めるいい選手」と相手をたたえるも、「自分は敵の特技を封じ込める力がある。油断せず持ち味を出せば勝てる相手だ」と自信をのぞかせる。
現在は試合に向け、所属する「湘南格闘クラブ平塚ジム」で最終調整を行う村越さん。「平塚出身の地元選手として今回の試合を勝利で飾り、もっと有名になりたい。格闘家として平塚を盛り上げることができれば」と意気込んでいた。
夢の舞台で「トップに立つ」
生まれも育ちも平塚の村越さんは、兄の影響で中学生からキックボクシングを始めた。「足技で相手を倒す迫力に魅了されました」。所属ジムで練習を重ね、相手のボディに突き刺さる三日月蹴りを武器にリングで活躍し、2014年にはキックボクシング大会「RISEバンタム級」で第5代王者に輝いている。
プロキックボクサーとして数々のリングでトップファイターから勝利を挙げてきた村越さんだが、K‐1の舞台は今回が初めてだという。「小さい頃からテレビで見ていた憧れの場所。夢のリングで試合が出来るのはうれしいし、出るからには勝ってトップに立ちたい」と気合も十分だ。
村越さんは「K‐1における初試合ということで、勝利へのこだわりは人一倍強い。しっかりとインパクトを残し、自分の存在をK‐1界にアピールしたい」と力強く語った。
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