記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 2月8日0:00更新
地域の薬局で有害事象を簡易的に報告し、件数を集めるシステムの「平塚中郡薬剤師会方式」を取材した。日本初のケースで、基幹病院と薬剤師会、薬の卸会社、製薬会社が連携すれば、全国で応用が可能だという。
課題は膨大な量となるデータ解析だろう。理論上は可能であっても、薬の組み合わせや年齢差、生活習慣差による変動値があるほか、患者の主観が大きい分、一般化することは並大抵のことではない。しかし、砂漠の中に埋もれるダイヤモンドも探そうとしなければ始まらない。彼らの地道な活動が、より安全な薬の監視と運用につながると、信じている。 (高田)
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