市内徳延の農園「臼井園芸」の臼井秀企さん(55)が、県内で初めてマンゴーの鉢植え栽培を始めた。プレ栽培の今年は7月にアーウィン種のマンゴーを2個収穫、試食した臼井さんは「甘くておいしい。宮崎の太陽のタマゴと同じ糖度15度を記録した」と喜ぶ。
約30年前からトマト栽培を行っている臼井さん。「果樹は野菜と比べて手がかからない。自分で栽培して食べたかったのもある」と転向理由を話す。
4年程前から構想を練り始め静岡県の先行事例を調べたり苗屋に通い、栽培方法を学んだ。現在、アップルマンゴーで知られる「アーウィン」や「王文」「キーツ」の3品種を、トマトの育苗用の温室で計8鉢を育てている。
「湘南マンゴー」として商標登録申請中で、来年4月半ばに約200鉢を導入する。臼井さんは「直売所への出荷や加工品開発もしていきたい」と意気込んでいる。
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