日本プロサーファーの頂点を決める「JPSAジャパンプロサーフィンツアー2018」(日本プロサーフィン連盟主催)で、千石河岸在住の浜瀬海さん(21)が2017年に続き、ロングボード部門で2年連続年間王者に輝いた。
同ツアーは、第1戦「ガルーダ・インドネシア」(インドネシア・4月14日〜16日)を皮切りに、年間5戦のスコア合計でランキングを決定。プロサーファー78人がエントリーした今回のツアーで浜瀬さんは、第1戦を4位、第2戦「太東ロングボードプロ」(千葉県・5月26日〜27日)、第3戦「9GATES PRO CHIKURA」(千葉県・6月2日〜3日)、第4戦「swatch ALL JAPAN PRO鵠沼」(藤沢市・9月8日〜9日)を3連勝し、第5戦を待たずして、圧倒的なスコアでグランドチャンピオンを確定させた。残った第5戦「クリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロ」(茅ヶ崎市10月6日〜7日)も2位入賞し、今季を締めくくった。
サーフィン好きな両親の影響で6歳からショートボードを始めたという浜瀬さん。競技会ですぐに頭角を現し、14歳の時に当時日本人最年少でショートボードのプロ資格を取得した。高校卒業後はプロ一本で国内外の大会に出場し、好成績を収めてきた。2017年にはロングボードでもプロ資格を取得し、プロツアーにも参戦。同年、ロングで初のグランドチャンピオンに輝き、新人賞も受賞した。
両方のプロ資格を持つ選手は珍しく「ショート、ロングそれぞれの経験を活かし、キレイなフォームを意識している」という浜瀬さんのライディングは、業界からも一目置かれている。市内サーフボードメーカー「RockDance」(東八幡)ほか、5社以上とスポンサー契約を結んでおり、今回の活躍でさらに注目される選手の一人になった。
浜瀬さんは「2連覇を視野に挑んできたが、実現して嬉しい。海外でも活躍できるよう経験を積んでいきたい」と喜びを語った。
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